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生活介護から生まれた仕事づくりを、誰が語るのか|出張ボッチャ実践報告の登壇メンバー紹介

長岡京市ふくしまつりでの「出張ボッチャ」参加者さんと

こんにちは、アンドナの野村です。

先日お知らせした、福祉関係者向けの新しいプログラム
「チームで社会に飛び出そう! 出張ボッチャの実践報告」。
今回は、この出張ボッチャ実践報告で登壇するメンバーをご紹介します。

このプログラムは、単に「こんな良い取り組みをしています」と事例を紹介するだけの場ではありません。
生活介護の現場から生まれた「重度障がいのある人の仕事づくり」を、どのように始め、どのように形にしてきたのか。それを、当事者の選手、現場を支えるスタッフ、監督、そして全体の統括者。それぞれの立場から、今のリアルをお伝えする時間です。

まず聞いていただきたいのは、当事者である選手の言葉です

今回の実践報告において、もっとも大切な存在は、やはり選手たち自身です。

植村選手
交通事故で左半身に麻痺が残ったあと、ボッチャと出会い、新しい夢を見つけた選手です。
仲間との絆を何より大切にする彼が、「仲間を大切にしたい」という思いを真っ直ぐに語る姿は、とても印象的。
ボッチャを通して人生の新しい光を見つけた植村選手だからこそ、仕事として役割を持つことの意味を、実感のこもった言葉で届けてくれます。

髙木選手
ジャックボール(的球)にピタリとボールを寄せたときの喜びを、少年のように誠実に話してくれる髙木選手。
思い通りにいかず落ち込むことがあっても、仲間に支えられながら「一人で頑張るのではなく、チームで勝つことの大切さ」を学んできました。チームで役割を担うことの確かな意味を、静かだけれど力強い言葉で伝えてくれます。

根田選手
彼の魅力は、何より努力を続ける力です。
最初はボールを前に投げることすら難しかった状態から、諦めずに練習を続ける中で、「できない」が「大好き」に変わっていきました。その歩みは、生活介護の現場で仕事づくりを考えるときに、大きな希望になるはずです。

この実践報告では、選手たちが「支援される人」としてではなく、自らの役割を担う「本人」として語ります。そこが、他の研修や事例紹介にはない、一番の違いです。

ノーサイド・ジェッツの選手とスタッフ

現場のリアルを支える、三つの視点

「重度障がいのある人の仕事づくり」は、機会を作るだけでは形になりません。その裏側にある工夫や覚悟を、三人のメンバーが語ります。

今水監督(チームづくりの中心)
ノーサイド・ジェッツを率いる今水監督は、福祉未経験から40代でこの世界に飛び込んだ情熱家です。「直接的に人の役に立つ仕事がしたい」という背景を持つ彼だからこそ語れる、チームビルディングや「仕事としての基準づくり」のリアルがあります。

江副さん(「どうしたらできる?」で支えるスタッフ)
彼女から常に感じるのは、「危ないからやめる」ではなく「どうしたらできる?」から始める姿勢です。
知らない場所で、知らない人たちの前で役割を果たす選手たちが、安心して力を出せるように、気持ちと身体の両面をどう整えるのか。「仕事を支える支援」の具体的で実践的なヒントをお話しします。

高木さん(生活介護の現実と挑戦を語る統括)
ノーサイドの統括として、現場全体を支えながらこの取り組みの意味を一番深く考えてきた方です。生活介護という、安心安全な日常を支えることが何より大切な場で、なぜあえて「仕事づくり」に挑戦しようと思ったのか。きれいごとではない、現場の重みを持った言葉を届けてくれます。

ロート製薬さんの家族会で「出張ボッチャ」を行いました

アンドナが担う「福祉の外につなぐ」役割

そして私、野村は、今回の実践報告で全体進行と論点整理を担当します。

私はこれまで、アンドナの立場から選手やスタッフたちのインタビューを重ね、一人ひとりの人柄や思いを言葉にしてきました。
だからこそ、この実践報告でも「誰が、どんな思いでこの仕事に向き合っているのか」を、より立体的に皆さんへお伝えできると思っています。

アンドナの役割は、現場の素晴らしい取り組みを「外に伝わる形」に整え、社会につないでいくことです。

生活介護の現場で仕事づくりを進めるには、取り組みそのものだけでなく、その魅力を発信し、信頼してもらい、社会との接点を育てていくことが欠かせません。
実践報告では、その「発信と信頼の育て方」についてもお話しします。

「出張ボッチャ」は、文部科学省主催の「いーたいけんアワード」特別賞を受賞!

さまざまな立場から語ることで、血の通った「実践報告」に

今回のプログラムは、誰か一人が一方的に話すものではありません。

当事者の選手。
チームを率いる監督。
選手を支えるスタッフ。
生活介護の現実を背負う統括。

そして、福祉の外につなぐ企画・発信の立場。

それぞれの視点が混じり合うからこそ、出張ボッチャは単なる「いい取り組み」を越えて、重度障がいのある人の仕事づくりの実践として見えてきます。

福祉関係者の皆さま
「うちの現場でも、何か新しい一歩を踏み出したい」
「当事者の選手が語る場を、職員研修に取り入れたい」
「家族やスタッフの理解を、どう得ていくべきか学びたい」

そんな想いに、私たちは全力で応えたいと思っています。

▼「出張ボッチャの実践報告」のご依頼・ご相談はこちらから

担当:アンドナ のむら
https://forms.gle/nUtVDKQi5vdbi6z8A

まずは「話を聞いてみたい」という段階でも大歓迎です。お問い合わせを、心よりお待ちしております。

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