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【活動報告】八尾市アートコーディネーター養成講座でお話ししました|アートに詳しくない私が、つなぐ役割の中で大切にしてきたこと

こんにちは、andna(アンドナ)の野村です。

先日、八尾市アートコーディネーター養成講座にて、お話しする機会をいただきました。
今回のテーマは、「アートに詳しくない私が、つなぐ役割の中で大切にしてきたこと」
https://www.city.yao.osaka.jp/bunka_sports_event/bunka_geijutsu_reikishi/1011071/1023943.html

アートの専門家ではない私が、障がい者アートとの関わりや、「なくなるかべプロジェクト」の実践を通して感じてきたことをお話ししました。
この講座を終えて、改めてアンドナの役割について大切な気づきがあったので、今日はそのご報告と、そこから見えてきたことを書いてみたいと思います。

八尾市アートコーディネーター養成講座でお話ししたこと

当日は、障がい者アートを地域や社会とつなぐ取り組みとして、「なくなるかべプロジェクト」を中心にご紹介しました。
建築現場の仮囲いを、ただの“壁”ではなく“出会いのきっかけ”に変えていくこのプロジェクト。
大学、福祉施設、企業、地域、そしてコーディネーターと、本当にたくさんの方が関わってくださっています。

その中でお伝えしたかったのは、やり方や段取りだけではありません。私が日頃から大切にしているのは、次のような視点です。

  • 相手や場が大切にしてきたものを、同じように大切にすること
  • 完成した作品だけでなく、そこに至る「過程」にも価値があること
  • 関わることで、それぞれの価値が高まる関係をつくること

また、当日はノーサイド統括の高木さんにもご参加いただき、福祉施設側から見て
「どんな関わり方が嬉しいのか」
「どんな人となら一緒にやっていきたいと思えるのか」
というリアルな声もお話しいただきました。

京都芸術大学×稲継工務店×ノーサイド×アンドナ「なくなるかべプロジェクト」

講座を通して、改めて見えてきたこと

今回の講座を通して、私自身の中でもはっきりと言葉になったことがあります。それは、アンドナが行っていることは、単に「楽しくつなぐ」ことだけではない、ということです。

もちろん、「障がいのある人と社会を楽しくつなぐ」という姿勢は、アンドナの土台としてこれからもずっと大切にしていきます。
けれど、その先に目指しているのは、ただ人と人が出会うことではありません。

関わることで、その人やその場の価値がひらき、さらに高まっていくこと。

これこそが、アンドナの本当の役割なのではないかと改めて感じました。
たとえば、こんな変化を生み出すことです。

  • 福祉施設が大切に積み重ねてきた活動の価値が、社会に伝わる
  • 障がいのある人の表現が、社会の中で新しい意味を持つ
  • 企業や行政、学校、地域の方々が、福祉と出会うことで視野が広がる
  • 関わる人それぞれが、自分の役割や可能性に気づく

そうした変化が自然に生まれるよう、間に立ち、関係を整え、形にしていく。
それがアンドナの仕事だと思っています。

続けるためには、「善意」だけでは足りない

もうひとつ、講座の最後の質問を受けて、改めて言葉にしたいと思ったことがあります。
それは、「継続には仕組みが必要である」ということです。

福祉や障がいのある人が関わる活動は、どうしても善意やボランティアに支えられがちです。
もちろん、そうした温かい思いに支えられて始まることはたくさんあります。
でも、それ「だけ」では、長く続けることは難しいのが現実です。

関わる人が疲弊してしまったり、負担が偏ってしまったりすると、どんなに良い取り組みでも息切れしてしまいます。
だからこそアンドナは、ボランティア団体ではなく、収益を生み出す「会社(株式会社)」として活動しています。

  • 関わる人に対価が発生すること
  • 障がいのある本人にも、スタッフにも、関わる外部の人にも、無理なく続けられる形があること

これが、継続のためにはとても大切だと考えています。
そして、その「対価」はお金だけとは限りません。
社会の中で役割があること、つながりを感じられること、自分の価値が認められること。
そうした心の報酬もまた、取り組みを前に進める大きな力になるのだと思います。

行政や企業の皆さまと、これからご一緒したいこと

今回、八尾市の講座でお話しする機会をいただいたことで、アンドナが現場で積み重ねてきた想いを、改めて整理し、言葉にすることができました。

行政や企業の皆さまとご一緒するとき、私たちが大切にしているのは、単発のイベントや表面的なコラボレーションではありません。

  • その地域や組織が大切にしてきたものを尊重すること
  • 関わる人の価値が高まる形を一緒に考えること
  • 続いていく関係や仕組みをつくること

そうした視点を持ちながら、福祉と社会が出会う場を、一つひとつ丁寧につくっていきたいと考えています。
行政との連携、企業との共創、学校での取り組み、研修やワークショップなど、形はさまざまでも、根っこにある想いは同じです。

楽しくつながり、その先に価値がひらき、高まっていくこと。

そんなワクワクする取り組みをご一緒できる方と、これからもたくさん出会っていけたら嬉しく思います。
ご相談やご提案がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!

このような機会をいただいた、八尾市 魅力創造部 文化・スポーツ振興課のみなさま
貴重な経験をありがとうございました。

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