こんにちは
ぷろちゃれ管理人の野村です
ピアニストのフジコ・ヘミングさんが亡くなりました。
今朝の新聞の訃報をみて、思わず「えっ！」と、声が出ました。
私は、決してクラッシック音楽に造詣が深いわけではないのですが、そんな私の唯一好きなピアニストがフジコ・ヘミングです。
彼女の弾く「ラ・カンパネラ」が大好きで、彼女を通してリストやショパンを好きになりました。
フジコはミスタッチが多いとか下手とか言われることもありました。
私は、上手いとか下手とか分からないし、ミスタッチも気づかないくらいの音楽素人です。
しかし、そんな音楽素人の私が、ＮＨＫで特集されたときのＤＶＤを購入したり、コンサートへ足を運んだりしていたのは、上手いとか下手とかではなく、心を掴まれるものがあったからだと思います。
「ラ・カンパネラ」は多くの方が演奏されていて、12名くらいのピアニストが演奏する「ラ・カンパネラ」を収められたＣＤがあります。それを聴くと、同じ譜面でも奏者が変わると全然違うということに驚くと共に、やっぱりフジコ・ヘミングの弾く「ラ・カンパネラ」がイチバン好きだと感じるのです。
彼女はたくさんの保護猫と暮らしていましたが、猫たちは元気でしょうか。
もう生で彼女の演奏を聞くことができないことがとても寂しいです。
ご冥福をお祈りします。
