
19歳、ボッチャとの出会いが生んだ夢 根田選手
初めてボールを投げた時の戸惑いから、練習を重ねて感じるようになった確かな成長、そして「日本一」という大きな夢。その一つひとつのエピソードから、根田選手の誠実な人柄とボッチャへの深い愛情がひしひしと伝わってくるインタビュー。「みんなで楽しみたい」と語る彼の温かい想いは、きっと多くの人に届くはずです。
ボッチャとの出会い、そして夢中になるまで
“できない”が“大好き”に変わった瞬間
僕がボッチャを始めたのは、藤井寺支援学校の中学部2年生のとき。でも、実は初めて体験したときは、ボールをうまく投げることすらできなかったのです。ボッチャのボールは、見た目よりも意外と重さがあり、それを手から離して前に投げる、というシンプルな動作が、当時の僕にはとても難しくて…。正直なところ、その時は「楽しい!」とは感じられませんでした。
楽しいと感じられるようになったのは、高学部2年生のころ。諦めずに毎日一人で練習を続けていた成果が少しずつ形になり、だんだんと思った通りにボールをコントロールできるようになってきたのです。「狙ったところに投げられた!」そんな瞬間が増えるたび、ボッチャをどんどん好きになっていきました。
今ではすっかりボッチャの虜となり、毎日の練習を欠かしません。通所しているノーサイド(施設)の練習は週に3日(火・木・土曜日)ですが、それ以外の日も、時間を見つけては一人で練習をしています。
試合で大切にしていること
日本代表から学んだ一礼に込めるリスペクト
試合に臨む上で、僕が何よりも大切にしているのは、試合開始と終了時の「お願いします!」「ありがとうございました!」という挨拶をしっかりとすることです。以前、日本代表選手と交流する機会があったのですが、彼らが真摯に挨拶をして試合に臨む姿を見て、「強くなるためには、技術だけでなく、礼儀や相手を敬う姿勢も大切なんだ」と強く感じました。それ以来、どんな試合でも、この心構えは忘れないようにしています。
今後の目標と出張ボッチャへの意気込み
選手としての目標は、目の前の一戦一戦を大切に勝ち進み、いつかは「日本一」になることです。その大きな夢を実現するために、日々の練習を頑張ります!
出張ボッチャでは、みんなで楽しめるように頑張りたい。挨拶をしっかり行い、ゲームを楽しみます!
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根田(ねだ)選手プロフィール
年齢:19歳
ボッチャ歴:5年
好きなもの:ボッチャ、アニメ「ハイキュー」
好きな食べ物:お母さんの作るハンバーグ

アンドナより
Aチームでは最年少の根田選手。チームメイトに追いつくため、毎日の練習を欠かしません。インタビューでは、ボッチャが好きで楽しんでいる気持ちがひしひしと伝わってきました。
時折言葉が聞き取りにくいときがあるのですが、そんなときはすかさず他の選手が伝えてくれます。まるで同時通訳のような連係プレーに、心がほっこり。お互いを尊重し、助け合う姿に「チームメイトっていいな」と、彼らの関係性がうらやましくなりました。
アンドナの「出張ボッチャ」では、プロの選手たちと一緒に、実際にボッチャを体験していただくことができます。ボッチャの楽しさ、奥深さ、そして人と人とをつなぐ力を、ぜひ肌で感じてみませんか?
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担当:のむら
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