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【現場レポート】いつもの空間が非日常に!奈良市のRICORA扉で「雅楽」を体感してきました。

2026.02.25
奈良葛城楽所雅遊会のみなさん

こんにちは、アンドナの野村です。

先日、奈良市にある重症心身障がい児デイサービス「Ricora(リコラ)」さんの音楽療法に参加するため、生駒市の施設「RICORA扉(リコラト)」へお邪魔してきました!

今回は、リコラで毎月行われている大人気企画、「菅ちゃんのミュージックアワー」の豪華版です。

音楽家・菅ちゃんが仕掛ける「本物の体験」

「菅ちゃん」こと菅沼さんは、リコラのスタッフであり、ご自身もトランペッターとして活躍される音楽家。
毎月、音楽を通じて療育を行うために、本当に趣向を凝らした企画を考えいます。
これまでにもプロの音楽家を招くなど、子どもたちにさまざまな「本物の体験」を届けてこられました。

そして、今回のテーマは……なんと「雅楽」!
お正月や神社での式典などで耳にすることのある、あの日本古来の伝統音楽です。

赤い毛氈と、響き渡る音色

ワクワクしながらRICORA扉の中に入ったとたん、目に飛び込んできたのは鮮やかな赤い毛氈(もうせん)。
その上にスッと背筋を伸ばして座る演奏家の皆さんの姿があり、いつもの見慣れたRICORA扉が、まるで別世界のような全く違う空気感に包まれていました。

いざ演奏が始まると、想像していたよりもずっと力強く、大きな音量が響き渡ります。
「子どもたち、びっくりして泣くかな?」と少し心配したのですが……。

最初はちょっと驚いた表情を見せていた子どもたちも、すぐにその不思議な音色と迫力に引き込まれ、目をキラキラさせて興味津々で見入っていました。

触れて感じる、ドキドキの楽器体験

演奏の途中では、実際に雅楽の楽器に触れさせていただく時間もありました。

子どもたちは、初めて見る珍しい楽器に触れられて、本当に楽しそう! ……なのですが、私たち大人(スタッフ)は別の意味でドキドキです。

「わあ! その楽器、すごく高価なんちゃうの……!?」 「足で蹴っ飛ばしたらどうしよう!?」
と、内心ヒヤヒヤしながら見守るという、なんともスリリングな時間でもありました(笑)

大人にとっても、貴重なひととき

子どもたちはもちろんですが、私たちスタッフにとっても、生演奏の雅楽を間近で聴く機会は滅多にありません。
厳かで心に染み渡る音色を体全体で感じることができ、本当に贅沢で豊かな時間を過ごさせていただきました。
奈良県生駒市で行われた雅楽体験としても貴重な機会でした。

楽しく楽器の紹介をしてくださいます♪
なかなか見ることのない 雅楽の楽譜

当たり前ではない「すごい特権」に感謝して

重症心身障がい児をサポートするRicoraさんの日常やイベントには、本来、誰でもふらりと気軽に参加できるわけではありません。
でも、私が「行くねー!」と声をかけると、「いいよー!」といつも快く迎えてくださいます。

施設に自由に出入りさせていただき、子どもたちと一緒にこんな素敵な時間を過ごせること。
それは決して当たり前のことではなく、私にとって「すごい特権」をもらっているなと、改めてありがたく感じています。

子どもたちのために楽しい企画を用意し、そこに私まで快く参加させてくださるRicoraの皆さん。
そして、生演奏を間近で聴かせてくださった演奏家の皆さん。
今回も貴重な経験を、本当にありがとうございました!


RICORA扉(リコラト)

水木曜日はケーキの美味しいカフェ
その他の曜日は、誰でも使用できる貸しスペースとして運営
とても素敵な空間です!
住所:奈良県生駒市さつき台2丁目451−198 グリーンリーフビル 1F

リコラ扉 外観
リコラ扉 内観

奈良葛城楽所雅遊会

県内の雅楽奏者たちがそれぞれの技術を磨くため、1988年に設立。
現在は約20名の会員が雅楽を学び、雅楽をもっと身近に感じてもらおうと幼稚園や保育所、小学校で演奏会も行っているそうです。
https://gayukai.net/

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