【仕事】デザインの力に救われた私が、京都芸術大学で見た“原点”

こんにちは アンドナの野村です
先日スタートした、京都芸術大学での「なくなるかべプロジェクト」。
前回のブログでも触れましたが、授業の中で学生さんたちからは、本当にたくさんの「問い」が生まれました。
「街で障がいのある方と接したとき、正直『怖い』と感じてしまったことがあるんです」
「自分の家族に障がいがあるのですが……」
「障がいのある子が、地域の学校で学ぶことの課題について」
「『24時間テレビ』のような番組を、どう思いますか?」
「アンドナでの仕事のやりがいや、楽しさはどこにあるのですか?」
「障がい者は特別な人? それとも普通の人? そもそも『普通』って何でしょう?」
「『障がい』『障害』『障碍』……表記の違いにはどんな意味があるのですか?」
……皆さん、これを見てどう思われますか?
ここは、京都芸術大学のデザインの授業です。
面白くないですか?
「アート」や「デザイン」と全く関係のない質問。
まるで福祉の専門学校の授業のようですよね。
デザインは、ここから始まる
でも、私は現場でハッとしました。
「ああ、デザインって、ここから始まるんだ」と。
いきなりカッコいいデザイン案を考えることだけが、デザインではありません。
その背景にある課題を知り、当事者の声をしっかり聞いて、自分の心で感じて。
その泥臭いとも言える「過程」があって初めて、人の心に届く「形」が生まれるのだと、学生さんたちの真剣な眼差しを見ていて感じました。
私を助けてくれた「デザインの力」
私は、アートやデザインには、言葉にはできないとても大きな力があると思っています。
実は、私がアンドナを立ち上げたとき、一番頼りにしたのはこの「デザインの力」でした。
もしも私が、自分の想いを流暢に語れるスピーカーで、人を惹きつけるカリスマ的なオーラのある人間だったら、もしかしたらロゴも、立派なパンフレットも、ホームページも必要なかったかもしれません。
でも、私はごく普通の、平凡な人間です。
そんな私が、胸にある熱い想いを誰かに届けるためには、言葉や温度感だけではなく、しっかりと「視覚的な形」にして伝えなければ、きっと伝わらないと思ったのです。
そこで私を助けてくれたのが、デザインの力でした。
私の目に見えない想いを、ロゴにし、パンフレットにし、ホームページにして、ギュッとわかりやすく翻訳してくれました。
デザインという翼があったからこそ、アンドナの想いは遠くまで飛んでいくことができたのだと思っています。
想いでつながるご縁
そんなアンドナのロゴやパンフレット、ホームページをデザインしてくださったのは、「株式会社ねき」さんです。
株式会社ねき
https://www.neki.co.jp/
起業するとは決めたものの、まだ会社の名前さえ決まっていない頃、私の想いを形にしていただくために事業への想いを、ねきの坂田さんに必死に伝えたことを覚えています。
「andna(アンドナ)」という社名も、そのとき一緒に決めました。
そして、その代表である坂田さんが、今まさに京都芸術大学で教鞭を執り、この「なくなるかべプロジェクト」を主導してくださっています。
起業当初にデザインをしていただいて終わり、ではなく。
こうして数年経って、学生さんたちを巻き込んだ大きなプロジェクトでまたご一緒できていること。
不思議なご縁でつながり続けているなぁ、と感じますが……
実はこれ、不思議でもなんでもないのかもしれません。
坂田さんが、何よりも「想い」を大切にするデザイナーさんだからこそ。
根っこの部分で共鳴し、想いを共有できる方だからこそ、私が「一緒にやりましょう!」といつもぐいぐい引っ張り込んでいるのです(笑)
そう思うと、これから学生さんたちがどんな「デザイン」の答えを出してくれるのか、ますます楽しみで仕方ありません。
そして私は、その大切な想いを伝え続けるために。
デザインの力に助けられながら、こうしてせっせとブログを更新し続けています。
我ながら、ホームページ活用の優等生ではないでしょうか(笑)


