【仕事】なくなるかべの出現する京都府向日市ってどんなところ?
こんにちは アンドナの野村です。
本日は、「なくなるかべプロジェクト」の現場となる、向日市をご紹介します。
歴史ある静かな魅力的な町に出現する「なくなるかべ」
どんな壁になるのか、とても楽しみです!
小さなまちの大きな魅力
京都府の南西に位置する 向日市(むこうし)。
面積はわずか7.72平方キロメートル、日本で一番小さな市とも言われています。
でもその中には、古代から現代までの歴史と文化、人々の暮らしがぎゅっと凝縮されています。
向日市は、約1200年前に遷都された「長岡京」の都の一部。
いまも遺跡や神社仏閣が点在し、古都・京都とはまた違う、落ち着いた“まちなみ”が残っています。
竹のまち・向日市
向日市といえば、「竹の径(たけのみち)」が有名です。
全長1.8kmの竹林道は、京都府景観資産にも登録され、四季を通じて散策を楽しむ人でにぎわいます。
まっすぐに伸びる竹の緑に包まれて歩けば、都会の喧騒を忘れてリフレッシュできるはず。
さらに、市内では「たけのこ」も名産品。春には香り豊かな向日市産のたけのこが並び、地元の誇りとなっています。

向日市観光協会
https://www.muko-kankou.jp/
暮らしやすさが光るまち
小さなまちだからこそ、暮らしやすさも魅力です。
住宅街と商店街が近く、スーパーや学校、公園もコンパクトにまとまっている。
子育て世代からお年寄りまで安心して暮らせる環境が整っています。
電車に乗れば京都駅や大阪駅へもアクセス良好。
「都市の便利さ」と「まちの温かさ」を両立した場所、それが向日市です。
向日市に出現する「なくなるかべ」
そんな向日市に、この夏、ちょっと特別な“風景”が現れます。
建築現場を囲う仮囲い――工事が終われば消えてしまう壁。
その「なくなるかべ」が、京都芸術大学の学生・障がいのあるアーティスト・建築会社の協力によって、色とりどりのアートで彩られています。
普段は「通り過ぎるだけの場所」が、足を止めて眺めたくなる場所に変わる。
子どもからお年寄りまで、まちを行き交う人たちが笑顔になれる。
“なくなるはずの壁が、まちの記憶をつくる” ―そんな新しいチャレンジです。

小さなまちに広がる大きなつながり
向日市はコンパクトだからこそ、ちょっとした話題が地域全体を巻き込みます。
「なくなるかべプロジェクト」もそのひとつ。
地域の人々が日常の中で出会い、会話し、楽しめるきっかけになればと思っています。
歴史あるまちに現れた新しいアート。
それは、「向日市ってどんなところ?」を知る入り口になるかもしれません。
【産学福連携】なくなるかべプロジェクトとは?
建築現場の味気ない仮囲いを、もっと楽しく、心が動くものにしたい。そんな想いをきっかけに2024年12月に始まった、企業(産)・大学(学)・福祉施設(福)が連携するユニークなアートプロジェクト。株式会社稲継工務店、京都芸術大学、ノーサイドSTUDIO、そして非営利型株式会社アンドナが集結しました!
今までの経緯
リリース・プロジェクト始動・課題の提示(2024年12月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000139354.html
リリース・芸大生の課題発表(2025年1月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000139354.html
リリース・お披露目会のお知らせ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000139354.html
andnaのブログ(なくなるかべプロジェクト)
https://andna.co.jp/blog/category/art_pj/