【仕事】ワクワクが、壁を彩る!美大生とアーティスト、そして建築会社とつくる未来
こんにちは、アンドナの野村です
最近は、「出張ボッチャ」の様子をブログでもお伝えすることが多かったのですが、もちろん、もう一つの大きなプロジェクトも、水面下で着々と、熱く進んでいます!
そう、「仮囲いアートProject」です!
関わってくれている学生さんたちが就職活動などで少しお休みしていましたが、いよいよ本格的に再始動。この夏、みなさんにお披露目できるのが今から楽しみで仕方ありません。
プロジェクトのベースとなる、素敵なデザインがこちら。

このデザインを手がけたのは、京都芸術大学の安達さんです。ここから更に、たくさんの想いを乗せて進化させていきます。
人のご縁がつながって生まれた「産学福連携」
今回のプロジェクトは、アンドナが大切にしている「ご縁」から生まれた、特別な「産学福連携」の取り組みです。
建築のプロ: 稲継工務店さま(京都市)
未来のアーティスト: 京都芸術大学の学生のみなさん(京都市)
個性豊かなアーティスト: ノーサイドSTUDIO のみんな(大阪府八尾市)
そして、みなさんをつなぐハブとなるのが、私たちアンドナです。
「何か面白いことを、一緒にやろう!」から始まった物語
この物語のはじまりは、京都市の建築会社、稲継工務店の山中社長との出会いに遡ります。
実は山中社長とは、私がアンドナを設立する前からの知り合い。いつも私の活動に深く共感し、「何か力になれることはないか」と、ずっと温かく応援してくださっていました。
そんな山中社長と、「建設現場の仮囲いを、障がいのある人のアートで彩れたら、街の景色がもっと優しく、楽しくなるんじゃないか」と語り合ったのが、すべての始まりでした。
しかし、ただアートを飾るだけでは、なんだか少し物足りない。もっとたくさんの人を巻き込んで、もっと大きなワクワクを生み出したい。
そこで思いついたのが、アートを専門に学ぶ美大生とのコラボレーションでした。
なんと、この想いに京都芸術大学さんが共鳴してくださり、授業の一環として、学生さんたちが仮囲いのデザインに取り組んでくれることになったのです!
本当に、人と人とのご縁が繋がり、ひとつの形になっていくことに、不思議な想いと感謝の気持ちでいっぱいになります。
完成までの「道のり」こそが宝物
今回のコラボレーションで生まれた素敵なことは、このブログだけでは到底書き尽くせません。
学生さんたちのデザインが、私たちの想像を遥かに超えるほど素晴らしかったのはもちろんですが、
同世代である美大生と、障がいのあるアーティストたちが、アートを通じてつながる姿。
これまで障がい福祉の世界に馴染みがなかった方々が、「自分ごと」として真剣に考え、アイデアを出し合ってくれたこと。
「自分の絵が、街の景色になるんだ!」と、アーティストたちの目がキラキラと輝いた瞬間
ご家族のみなさんの喜びにもなりました。
そして何より、このプロジェクトに関わらせていただく中で、私自身が一番たくさんの気付きや学びをいただいたのです。
仮囲いが実際に設置される日は、もちろん最高に楽しみです。でも、そこに至るまでの過程で生まれた一つひとつの出会いや物語こそが、このプロジェクトにとって何よりの宝物だと感じています。
いよいよ、この夏の実装に向けてラストスパートです!
みなさん、どうぞお楽しみに!






【産学福連携】プロジェクト関係者
株式会社稲継工務店(京都府京都市) https://inatsugu.co.jp/
ノーサイドSTUDIO(大阪府八尾市)https://www.instagram.com/noside_labo_club/
株式会社ねき(京都府京都市) https://www.neki.co.jp/
非営利型株式会社andna(大阪府枚方市) https://andna.co.jp/
学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/