
ボッチャで夢を掴む!仲間と歩むボッチャ人生 植村選手
今回ご紹介するのは、24歳の植村選手です。
交通事故を乗り越え、ボッチャで新たな「夢」を見つけた植村選手。仲間との絆を何よりも大切にし、勝利への熱い情熱を燃やしています。彼の言葉からは、ボッチャが単なるスポーツを超え、人生を豊かにする力を持っていることが伝わってきます。出張ボッチャを通じて、みなさんにその楽しさを届けたいという彼の想いが伝わるインタビューとなりました。
ボッチャの魅力
ボッチャがくれる、最高の「ワクワク」と「喜び」
ボッチャを始めて8年になります。僕にとってボッチャの魅力は、仲間と一緒に戦うこと。仲間と一緒に練習し試合に出られることが本当に楽しいのです。みんなで相談しながら戦略を立て、勝利したときの嬉しさと達成感は格別!練習も楽しくて、ボッチャに出会えて本当に良かったと思っています。もちろん、勝つことにもこだわっていますが、それ以上に大切にしているのは「仲間」との絆。仲間の調子が悪いときは、安心してプレーできるよう積極的に声をかけるようにしています。
子どものころに空手を習っていたのですが、「負けたときに人を責めるのではなく、自分を見直すように」という教えを今も大切にしています。ボッチャでも、どんな時も仲間を大切にしたいと思っています。
ボッチャとの出会い
どん底から見つけた新たな「夢」
僕は、中学2年生の時に交通事故に遭い、左半身に麻痺が残り車椅子生活になりました。当時、空手で日本代表の一歩手前までいくほど打ち込んでいた僕にとって、あまりにも突然の出来事でした。そして、車椅子になっても空手を続けようとしましたが、やっぱり難しく、諦めるしかなかったのです。
中学までは地域の学校へ通い、高校からは藤井寺支援学校へ通うことになりました。そこでボッチャとの運命的な出会いがありました。パラリンピックのボッチャ日本代表、中村拓海選手との出会いが、僕の人生を変える転機となったのです。
こんなにも夢中になれるボッチャと出会えたことで、車椅子生活になったことを悲しんでいる暇はありませんでした。ボッチャに出会い、素晴らしい仲間にも恵まれ、ノーサイド(所属施設)や監督とも出会うことができたことに本当に感謝しています。
ボッチャは、僕にとって、ただのスポーツではありません。新たな「夢」を与えてくれる希望の光となったのです。
今後の目標と出張ボッチャへの意気込み
みんなに伝えたい!「出張ボッチャ」で広がるボッチャの輪
今後の目標は、アプローチショットの技術をもっと上げて、仲間と一緒に試合で優勝を目指すこと。そして、ボッチャの楽しさをより多くの人に知ってもらうことです。僕たちが楽しんでいる姿を見てもらうことで、ボッチャの楽しさを多くの方に伝えたいと思っています。
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植村選手プロフィール
年齢:24歳
ボッチャ歴:8年
趣味:競艇(ボートレース)
小6のころから父に連れられ、ボートレース住之江へ行くように。コーナーを曲がるスピードにわくわくします。お金をかけたことはまだありません。
好きな食べ物:よっちゃんイカ

アンドナより
とても明るい植村選手。知らない人ともすぐに打ち解けて、周りをにこやかに明るくします。
実は、インタビューをするまで植村くんが中途障がいだと知りませんでした。
ノーサイドの利用者さんの多くは、生まれつきの障がいのある方がほとんどだからです。
今までいろいろな想いや諦めがあったと思います。しかし、「本当にノーサイドに出会えてよかった。ボッチャに出会えて良かった。」と笑顔で語る植村選手。まだまだ若く伸びしろたっぷり。今後の活躍がとても楽しみです!
アンドナの「出張ボッチャ」では、植村選手のように明るく元気な選手たちと一緒に、実際にボッチャを体験していただくことができます。ボッチャの楽しさ、奥深さ、そして人と人とをつなぐ力を、ぜひ肌で感じてみませんか?
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担当:のむら
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