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【仕事】京都芸大×ノーサイド×稲継工務店 ~発表会が行われました~

2025.01.30
zoomで繋がったノーサイドSTUDIO 発表を聞くノーサイドのアーティストたち

「障がい者アート×京都芸術大学生×建築会社」建築現場の仮囲いを、地域をつなぐ人気者へ!デザインで社会課題を楽しく解決する【産学福連携】のプロジェクトの進捗報告です。

1/24(金)京都芸術大学にて発表が行われました!

4回目の授業となったこの日、8名の生徒さんの発表を聞かせていただきました。
思っていた以上のクオリティーにとても驚くと共に、さすが芸大生だと感心することに。
そして何より嬉しかったのは、芸大生のみなさんが今回のお題「障がい者アートを使い仮囲いをデザインする」に対して、本当に真摯に向き合い考えてくださったこと。

そもそも障がい者のことを知らないというところから始まり、どのような気持ちで作品を制作しているのか、作品に込められた想いを想像し、彼らの生活を想像し、たくさんの議論を交わしてくださったと聞きました。
みなさんのプレゼンからは、しっかりとその想いが伝わり、同じアーティストとして作品を大切にしてくださる気持ちも伝わってきたのです。
芸大生のみなさんの作品は、ここでお見せできないのが残念なくらい素敵なものばかり。発表前の資料を見ただけで、思わずわぁっと声が出ました。

発表後にこの取り組みへの感想をお聞きした際には、「障がい者アートと普通のアートを分けることは必要なのか?を考えた」「障がい者の生活を考える機会になった」「障がい者アーティストを社会に繋げるプロジェクトを通じ、自分が社会と繋がる機会を得られた」などの声を聞かせていただきました。
私も、この取り組み通じて、また新たな経験をすることができました。
本当に良い取り組みだと感じると共に、更に発展させられるわくわくを感じています。

稲継工務店さん、京都芸術大学さん、坂田先生、ノーサイドSTUDIOのみなさん
良い経験をさせてくださってありがとうございました!

この後、仮囲い制作の実装に向け動き出します。
完成お披露目は早くて3月の予定です。
プロジェクトの進捗は随時お伝えしていきます。
お楽しみに!

ノーサイドSTUDIOのアーティストたち

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【プロジェクト概要】
建築現場は騒音や安全面から、時に「街の迷惑者」と感じられがち。その仮囲いを「街に楽しさと豊かさを生み出すメディア」として再定義するプロジェクトが始まります。
京都芸術大学の学生がノーサイドSTUDIO(重症心身障がい者施設)のアート作品を活用し、建築現場の仮囲いをデザイン。授業の課題として、デザインの力で街の景観に新たな価値をもたらすことに取り組みます!
このプロジェクトは、学生には実践的な学びを、建築業界には新たな価値観の創出を、障がい者アーティストには社会とのつながりを提供し地域全体で楽しめる「産学福連携」の試みです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000139354.html

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