【仕事】え?唾液が何かの役に立つ?!
2024.06.20
こんにちは
ぷろちゃれ管理人の野村です
ぷろちゃれでは、午前中に福祉のことや利用者さんのことを知ってもらう座学、午後から施設体験、そして、最後にテーマを決めてディスカッションを行っております。
先日のディスカッションでの出来事です。
その日は、製薬会社の方が参加されていました。
テーマは「Rくんが仕事をするなら?」というものです。
Rくんは、身体重度と知的重度の障がいがあります。
自身で歩くことや立つことはできないため、普段は車椅子で過ごしています。
食事の介助、トイレの介助、入浴の介助など、生活全てに介助が必要です。
Rくんの通所する施設「ノーサイドLABO」では、どんなに重度でも仕事ができるようにと考えている施設です。
まだ実現はしていませんが、Rくんのできることを模索中です。
ということで、ぷろちゃれ参加者の方に考えていただくことに!
短時間でしたが、みなさんからはワクワクするような案が出ました。
そして、私たちが思ってもみなかった案まで。
・Rくんの唾液が何かに活かせるかもしれない(Rくんは唾液が出るため吸引のチューブを常に口に入れています)
・手がきれいなのでモデルになれるのでは?
・足の動きを活かして何かできるのでは?
本当に短い時間でしたが、職業が違うとみる場所も違うのだと感じた時間になりました。
まさか唾液が何かに使えるかもなんて思いもしませんでした。
製薬会社の研究職ならではの意見です。
多くの方たちが、社会でいろいろな経験をされたくさんの知識を身に付けていらっしゃいます。
そんな方たちが福祉の現場に関わっていただくことで、新たな発見に繋がるのではないでしょうか。
「ぷろちゃれ」を通じて、たくさんの方にわくわく楽しく障がい福祉に関わっていただきたいと思います。
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