【仕事】障がい福祉のことは、みんな何も知らない
こんにちは ぷろちゃれ管理人の野村です
普段の仕事場として、コワーキング施設をよく利用しています。
少し前までは、学生さんが勉強していて、朝から晩までぎっしりだったのですが、最近はめっきり少なくなりました。受験シーズンが終わったのですね。
もうすぐ春ですね♪
まだ「ぷろちゃれ」という事業の名前も形もなかったころから、いろいろな方に障がい福祉についての説明を数えきれないほどしてきました。
何度も何度も繰り返すうちに、段々と説明は上手になってきたような…。
そして、一般の人が驚くほど障がい福祉のことを何も知らないことを、私は知っています。
十数年前の私は、そちら側の人だったからです。
障がい者のサポートという直接的な介助は、誰でもなんとなく想像がつきます。
トイレ介助、お風呂介助、食事の介助、着替えの介助
うんうん、なんとなく分かりますよね。
でも
重度の障がいのある子どもは保育園や幼稚園に行けるの?
小学校は通えるの?地域の学校?支援学校?
卒業したらどうなるの?どんな施設でどう過ごしているの?
どこで暮らしているの?グループホーム?施設?どこ?
そもそも、障がいって何?知的障がいと発達障がいはどう違うの?
私は、何も知りませんでした。
そしてそれらを知るためには、「私たちの施設ではこんな利用者さんがいて、こんな取り組みをして」というところからではなく、もっともっと入口の「そもそも障がい者ってどんな人のこと?」というところから始めないと理解できないことにも気づきました。
どこの業界でも同じですが、その業界に詳しい人ほど、無意識にそれくらい知ってるでしょと思い込んでいたり、深く関わるあまり知らない人のことが分からず、お話が難しくなりがち💦知らない人に伝えるって難しいですよね。
しかも障がい福祉はとてもセンシティブなところもあり、まぁまぁ話が進んでから、「ところで障がい者の定義って何ですか?」なんていまさら聞けない空気感があります。
障がい福祉のことは、みんな何も知らない
そう思って話をするようにしています。
今、私の周りの、少し前までは全く障がい福祉のことは知らず関わりのなかった人たちが、興味を持って関わろうとしてくれています。
いろいろなところでお話をさせていただくことで、ぷろちゃれの種まき活動も行っています🌱
障がい福祉のことを全く知らない人に、分かりやすく説明していくのが私の役割です。
専門的なことはお話しできませんが、十数年前の私が理解できるように話すことはできます。
少しでも多くの方が、障がいのある人の生活に目を向けていただけるよう、障がい福祉の仕事の魅力を伝えられるよう、コツコツと頑張ります。
多くの方にぷろちゃれを通じて知っていただく機会を作っていきます!