
こんにちは。アンドナの野村です。
アンドナは、障がいのある人や福祉施設と、企業・学校・地域を楽しくつなぐ会社です。
福祉の現場には、まだ社会に知られていない人の力や、魅力的な活動、社会をよりよくするためのヒントがたくさんあります。
その価値を見つけ、伝わる言葉や企画にし、これまで接点のなかった人たちが出会う機会をつくること。それが、アンドナの役割です。
この記事では、現在アンドナが力を入れている取り組みをまとめてご紹介します。
「アンドナって、どんなことをしているの?」と思ったときは、まずこちらをご覧ください。
アンドナの主な取り組み
・障がいのある選手が学校・企業・地域へ出向く「出張ボッチャ」
・建築現場の仮囲いを共創の場所に変える「なくなるかべプロジェクト」
・障がい者アートと企業・地域をつなぐ「アートコーディネート」
・施設の想いや実践を言葉と形にする「福祉施設の運営サポート」
障がいのあるボッチャ選手が、学校・企業・地域へ
出張ボッチャ
「出張ボッチャ」は、障がいのあるボッチャ選手が学校や企業、地域のイベントなどへ出向き、参加者の皆さんと一緒にボッチャを楽しむ体験プログラムです。
ボッチャは、年齢や運動経験、障がいの有無にかかわらず、同じルールのもとで楽しめるスポーツです。
ボールを投げ、作戦を考え、仲間を応援する。一緒にプレーしているうちに、自然と会話や笑顔が生まれます。
出張ボッチャで大切にしているのは、競技を体験することだけではありません。
障がいのある選手と実際に出会い、同じチームや対戦相手として一緒に過ごすことで、多様性やコミュニケーション、みんなで楽しむための工夫について考える機会をつくります。
こんな場所へ出張します
小学校・中学校
体育や総合学習、人権学習、福祉教育、PTA行事などで実施します。
低学年では、選手と一緒にボッチャを楽しむことを中心に。高学年では、体験に加えて「みんなが楽しめる運動会を考える」といったワークを組み合わせることもできます。
障がいについて説明を聞くだけではなく、実際に出会い、一緒に過ごすことで、子どもたちの中に自然な気づきが生まれます。
(実施時間の目安:45分~90分)
企業・団体
新入社員研修、CSR研修、ダイバーシティ研修、社内交流、チームビルディングなどに活用できます。
部署や立場を越えてチームをつくり、声を掛け合いながら作戦を考えることで、コミュニケーションや一人ひとりの違いを生かすことについて体感します。
知識を一方的に学ぶのではなく、選手との対話と体験を通じて、新しい気づきが生まれる研修です。
(実施時間の目安:90分)
地域イベント・交流会
地域のお祭り、スポーツ体験会、福祉イベント、世代間交流などにも出張します。
子どもから高齢者まで参加しやすく、初めて出会った人同士でも一緒に楽しめるため、地域の交流づくりにも適しています。
プログラムの一例
1.ボッチャ選手とスタッフの紹介
2.ルール説明
3.投球体験・練習
4.チーム対抗のボッチャ大会
5.選手との交流・質問
6.振り返りや対話
参加人数や年齢、会場、実施目的に合わせて内容を組み立てます。
出張するメンバー
障がいのあるボッチャ選手を中心に、審判、進行役、介助スタッフなどがチームで伺います。
選手自身がプレーを披露し、参加者と対戦し、声を掛け合いながらプログラムをつくっていきます。
参加者にとっては、障がいのある人と自然に出会う機会に。
選手にとっては、得意なことを生かして社会へ出て、役割を持って活躍する機会になります。
こんな方におすすめです
・子どもたちに多様な人との出会いをつくりたい学校
・体験型の福祉教育や人権学習を探している先生
・新入社員研修やダイバーシティ研修を企画している企業
・社員同士の交流やチームづくりを行いたい企業・団体
・幅広い世代が参加できる地域イベントを企画している方
出張ボッチャを含む取り組みは、「いーたいけんアワード2025」特別賞を受賞し、新聞などでも紹介されました。
▶︎ 出張ボッチャの詳しい内容はこちら

建築現場の仮囲いを、福祉と地域が出会う場所へ
なくなるかべプロジェクト
「なくなるかべプロジェクト」は、建築現場に設置される仮囲いを、障がいのあるアーティストの作品で彩る取り組みです。
工事が終われば撤去される仮囲い。いつかなくなる壁を使って、人と人の間にある見えない壁も、少しずつなくしていきたい。そんな思いから始まりました。
ただカッコいい仮囲いを作ることが目的ではありません。
建設会社、福祉施設、アーティスト、大学やデザイナー、地域の人たちが関わり、それぞれの視点や力を持ち寄りながら、一つの景色をつくっていく共創プロジェクトです。
プロジェクトの流れ
1.建設会社や福祉施設との打ち合わせ
2.アーティストや作品との出会い
3.仮囲いに展開するデザインの検討
4.制作・施工
5.お披露目や地域への発信
6.プロジェクトの記録と実践共有
一つの作品が完成するまでの過程にも、たくさんの対話や出会いがあります。
それぞれの力を持ち寄ります
建設会社
建築現場という場所と、地域に開かれた発信の機会をつくります。
福祉施設・アーティスト
作品と、その作品が生まれる背景や魅力を伝えます。
大学
原画の魅力を大切にしながら、建築現場の大きな空間に展開します。
アンドナ
企画、関係者の調整、言葉の整理、広報、実施後の発信など、プロジェクト全体をつなぎます。
なくなるかべから生まれること
・障がいのあるアーティストの作品を多くの人に知ってもらえる
・無機質になりがちな建築現場と地域との関係が変わる
・企業と福祉が一緒に取り組むきっかけが生まれる
・関わる人同士が、互いの仕事や考え方を知ることができる
・一社や一人だけでは想像できなかった、新しい景色が生まれる
第1弾では、建築会社、福祉施設、大学、アンドナが協力し、京都府向日市の建築現場で実施しました。
その後も、新たな地域と関係者による取り組みへと広がっています。
「なくなるかべプロジェクト」は、建築会社との共創事例です。
さまざまな企業と一緒に新しい取り組みを考えていきたいと思っています。
▶なくなるかべプロジェクトの詳細
▶︎ 京都芸術大学「瓜生通信」
▶京都新聞に掲載されました
障がい者アートと、企業・地域・人をつなぐ
アートコーディネート
福祉施設には、魅力的な作品を生み出すアーティストがたくさんいます。
しかし、作品が施設の中だけにとどまり、社会の中で見てもらう機会や、作品を必要としている人との接点をつくれないことも少なくありません。
アンドナでは、障がいのあるアーティストの作品と、企業やホテル、店舗、地域などをつなぐアートコーディネートを行っています。
こんなことを行います
・空間や目的に合わせた作品の提案
・アーティストや福祉施設との調整
・展示方法や見せ方の企画
・作品紹介文や作家紹介文の作成
・パンフレットや展示ツールの企画・制作
・展示イベントや交流企画のコーディネート
・アートを活用した商品やサービスづくり
・デザイナーや施工会社など専門家との連携
アートを飾って終わりではなく、その作品を生み出した人や福祉施設の活動まで丁寧に伝えることを大切にしています。
作品だけでなく、その先にある出会いを
アートは、福祉に関心がなかった人にも、自然に足を止めてもらえる入口になります。
作品を見て「素敵だな」と感じる。作家について知る。福祉施設の活動にも興味を持つ。
そこから新しい会話や関係が始まる。
アンドナがつくりたいのは、作品を展示する場所だけではなく、アートを通じて人や社会がつながる機会です。
作品提案・展示では、施設やアーティスト、デザイナーなどの間に入り、作品選びから空間への展開、作品紹介までをコーディネートしています。
こんな方におすすめです
・オフィスやホテル、店舗にアートを取り入れたい企業
・地域や社会とのつながりが生まれる空間をつくりたい方
・障がい者アートを活用した商品や企画を考えている企業
・作品を社会へ届けたい福祉施設
・アーティストとの継続的な関係をつくりたい方
【八尾市】ノーサイドSTUDIO 作品とアーティスト紹介
八尾市にある生活介護施設「ノーサイドSTUDIO」のアート作品とアーティストをご紹介します。
施設の中にある想いや価値を、伝わる言葉と形に
福祉施設の運営サポート
福祉施設の現場には、素晴らしい実践や、働く人たちの強い想いがあります。
けれども、日々の支援や運営に追われる中で、次のような課題を抱えている施設も少なくありません。
・自分たちの良さを、うまく言葉にできない
・理念と日々の仕事が、つながっていない
・よい活動をしているけれど、社会に伝えられていない
・新しいことを始めたいが、考えを整理して進める人がいない
アンドナは、施設の皆さんと一緒に考えながら、すでにある想いや実践を見つけ、整理し、言葉や企画、発信物として形にしていきます。
理念や方向性を整理する
・施設理念やビジョンの言語化
・目標や未来像の整理
・スタッフワークショップの企画・進行
・施設の強みや大切にしたいことの整理
・理念を日々の行動につなげるための対話
かっこいい言葉をつくることが目的ではありません。
施設の皆さんが、「私たちは何を大切にするのか」「どこへ向かうのか」を一緒に考え、仕事のよりどころになる言葉をつくります。
施設の魅力を伝える
・ホームページやブログの記事作成
・パンフレットや採用資料の企画・ライティング
・プレスリリースの作成
・活動報告や実践記事の制作
・発信内容や情報の整理
・制作会社やデザイナーとの連携
見た目を整える前に、まず「何を伝えるのか」を考えます。
施設の人たちの話を聞き、活動の中にある価値を見つけ、初めて知る人にも伝わる言葉へと整理します。
新しい取り組みを形にする
・新規企画の整理と提案
・実施に向けたスケジュールづくり
・関係者との調整
・運営マニュアルや各種資料の作成
・実施後の振り返り
・実践事例としての発信
アンドナが最初から正解を持っているわけではありません。
現場の皆さんと一緒に考え、まずは小さくやってみる。そこから見えたことを整理し、次の取り組みにつなげる。
そんな伴走型の関わりを行っています。
アンドナの関わり方
・現場の人の話を丁寧に聞く
・すでにある価値や強みを見つける
・複雑な考えを整理し、わかりやすい言葉にする
・一緒に試しながら、実行できる形にする
・必要に応じて、デザイナーや専門家と連携する
・成果物だけでなく、そこへ至る過程を大切にする
施設や働く人たちの価値が伝わり、高まっていくことを目指しています。
こんな施設と相性があります
・自分たちの強みや良さを整理したい
・理念と日々の仕事をつなげたい
・施設の未来をスタッフと一緒に考えたい
・よい実践を社会へ伝えたい
・新しい取り組みを始めたいが、整理する人がいない
・広報物をつくる前の段階から相談したい
・答えを任せるのではなく、一緒に考えて進めたい
現在は、障がい福祉施設を中心に、理念づくり、スタッフ研修、広報、採用、プロジェクト企画など、それぞれの施設の状況に応じたサポートを行っています。
※「ブログ更新だけ」「パンフレット作成だけ」などの単体での仕事は承っておりません。
福祉施設の魅力を社会へひらく。「タネまき福祉研究所」のサポート事例
アンドナが福祉施設のみなさんと行っている、広報・採用支援・パンフレット作成・出張ボッチャの事例報告・アート活動・施設運営サポート。タネまき福祉研究所として、現場...
すべての取り組みに共通しているのは、「つなぐこと」
出張ボッチャ、なくなるかべ、アートコーディネート、福祉施設の運営サポート。
一見すると、それぞれ別の活動に見えるかもしれません。
しかし、どの取り組みにも共通しているのは、福祉の中にある価値を見つけ、社会に伝わる形にし、新しい接点をつくることです。
障がいのある人と子どもたち。
福祉施設と企業。
アーティストとホテル。
建設会社と地域。
施設の理念と、そこで働くスタッフ。
これまで別々の場所にいた人たちが出会い、それぞれの力を持ち寄ることで、一人や一社だけでは見られなかった新しい景色が生まれます。
アンドナ自身が目立つことではなく、関わる人たちの価値が伝わり、それぞれの力が生かされること。
それが、アンドナの目指している仕事です。
アンドナと一緒にできること
学校・教育関係者の皆さまへ
・出張ボッチャ
・体験型の福祉教育・人権学習
・多様性やコミュニケーションを考える授業
・PTA行事や地域交流
企業・団体の皆さまへ
・新入社員研修・CSR研修
・社内交流・チームビルディング
・福祉との共創プロジェクト
・障がい者アートの展示・活用
・地域や社会とつながる企画
福祉施設の皆さまへ
・理念や未来像の整理
・スタッフワークショップ
・広報・パンフレット・記事制作
・採用活動の整理
・新しい企画やプロジェクトの伴走
・企業・学校・地域とのつながりづくり
まだ形になっていない段階から、お話を伺います
「こんなことはできますか?」
「何か一緒にできそうだけれど、まだうまく説明できない」
「施設の良さを、どう伝えればよいかわからない」
そのような段階からでも、お話を伺います。
今感じていることや課題を一緒に整理し、アンドナにできることがあるかを考えます。
企業、学校、地域、福祉。それぞれが持つ力をつなぎながら、これまでになかった取り組みを一緒につくっていければと思います。
最終更新:2026年7月



