経理は単なる作業じゃない！『マネジメントゲーム』で気づく、会社の未来を変える会計の力

先日、マネジメントゲームという企業経営をシミュレーションするゲーム形式の研修に参加しました。
このゲームでは、参加者それぞれが経営者となり、経営判断から実行までを実践的に体験します。

以前にも一度このゲームに参加したことがあり、面白かったことから、機会があればまたやってみたいと思っていたのです。

ゲームには何種類かの業種があり、今回は「ケーキ屋さん」がテーマでした。
参加者はケーキ屋のオーナーとして、従業員の採用、材料の仕入れ、ケーキの製造、そして販売までの一連の業務を行います。
製造したケーキは、参加者全員が参加する市場でそれぞれが考えた価格で販売し、その成果を競います。
事業における資金の流れを学ぶと同時に、取引における戦略的な判断も求められ、思考力を鍛えながら楽しく学ぶことができました。

ゲームは期ごとに区切られており、1期が終了するごとに出店した店舗の決算作業を行います。
実際に決算書を作成することで、日々の経理業務がいかに重要であるか、そしてそれを担う事務員さんの存在のありがたさを感じる経験に。
そして会社の経理を長く担当してきた私としては、経理で大切なのは正しく「財務会計」を行い、しっかりと「管理会計」につなげることだと改めて思いました。
ただお金の計算をして記帳するだけではなく、今後の経営を考える提案材料としていくことが大切ですね。

研修は1日という短い時間でしたが、集中して取り組むことであっという間に時間が過ぎ、多くの学びを得ることができました。
この研修は、会社経営に必要なお金の知識が身につくため、全ての社会人にお勧めです！