【現場レポート】いつもの空間が非日常に!奈良市のRICORA扉で「雅楽」を体感してきました。

こんにちは、アンドナの野村です。
先日、奈良市にある重症心身障がい児デイサービス「Ricora(リコラ)」さんの音楽療法に参加するため、生駒市の施設「RICORA扉(リコラト)」へお邪魔してきました!
今回は、リコラで毎月行われている大人気企画、「菅ちゃんのミュージックアワー」の豪華版です。
音楽家・菅ちゃんが仕掛ける「本物の体験」
「菅ちゃん」こと菅沼さんは、リコラのスタッフであり、ご自身もトランペッターとして活躍される音楽家。
毎月、音楽を通じて療育を行うために、本当に趣向を凝らした企画を考えいます。
これまでにもプロの音楽家を招くなど、子どもたちにさまざまな「本物の体験」を届けてこられました。
そして、今回のテーマは……なんと「雅楽」!
お正月や神社での式典などで耳にすることのある、あの日本古来の伝統音楽です。
赤い毛氈と、響き渡る音色
ワクワクしながらRICORA扉の中に入ったとたん、目に飛び込んできたのは鮮やかな赤い毛氈(もうせん)。
その上にスッと背筋を伸ばして座る演奏家の皆さんの姿があり、いつもの見慣れたRICORA扉が、まるで別世界のような全く違う空気感に包まれていました。
いざ演奏が始まると、想像していたよりもずっと力強く、大きな音量が響き渡ります。
「子どもたち、びっくりして泣くかな?」と少し心配したのですが……。
最初はちょっと驚いた表情を見せていた子どもたちも、すぐにその不思議な音色と迫力に引き込まれ、目をキラキラさせて興味津々で見入っていました。
触れて感じる、ドキドキの楽器体験
演奏の途中では、実際に雅楽の楽器に触れさせていただく時間もありました。
子どもたちは、初めて見る珍しい楽器に触れられて、本当に楽しそう! ……なのですが、私たち大人(スタッフ)は別の意味でドキドキです。
「わあ! その楽器、すごく高価なんちゃうの……!?」 「足で蹴っ飛ばしたらどうしよう!?」
と、内心ヒヤヒヤしながら見守るという、なんともスリリングな時間でもありました(笑)
大人にとっても、貴重なひととき
子どもたちはもちろんですが、私たちスタッフにとっても、生演奏の雅楽を間近で聴く機会は滅多にありません。
厳かで心に染み渡る音色を体全体で感じることができ、本当に贅沢で豊かな時間を過ごさせていただきました。
奈良県生駒市で行われた雅楽体験としても貴重な機会でした。


当たり前ではない「すごい特権」に感謝して
重症心身障がい児をサポートするRicoraさんの日常やイベントには、本来、誰でもふらりと気軽に参加できるわけではありません。
でも、私が「行くねー!」と声をかけると、「いいよー!」といつも快く迎えてくださいます。
施設に自由に出入りさせていただき、子どもたちと一緒にこんな素敵な時間を過ごせること。
それは決して当たり前のことではなく、私にとって「すごい特権」をもらっているなと、改めてありがたく感じています。
子どもたちのために楽しい企画を用意し、そこに私まで快く参加させてくださるRicoraの皆さん。
そして、生演奏を間近で聴かせてくださった演奏家の皆さん。
今回も貴重な経験を、本当にありがとうございました!
RICORA扉(リコラト)
水木曜日はケーキの美味しいカフェ
その他の曜日は、誰でも使用できる貸しスペースとして運営
とても素敵な空間です!
住所:奈良県生駒市さつき台2丁目451−198 グリーンリーフビル 1F


奈良葛城楽所雅遊会
県内の雅楽奏者たちがそれぞれの技術を磨くため、1988年に設立。
現在は約20名の会員が雅楽を学び、雅楽をもっと身近に感じてもらおうと幼稚園や保育所、小学校で演奏会も行っているそうです。
https://gayukai.net/


