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【八尾市からスタート】地域で子どもの学びを育てる「MIRAI PASS PROJECT(ミライパス・プロジェクト)」が始まりました

2026.05.08
八尾市の小学校で行った「出張ボッチャ」

こんにちは、アンドナの野村です。

このたび、アンドナの新しい取り組み
「MIRAI PASS PROJECT(ミライパス・プロジェクト)」がスタートしました。

このプロジェクトは、
まずは八尾市エリアを中心に、企業や団体からの協賛金をもとに、小学校へ出前授業「出張ボッチャ」を届けていく取り組みです。

子どもたちの学びと、障がいのある人の仕事づくり。
そして、地域の企業や団体が、地域の小学校や福祉を一緒に育てていくこと。
そんな思いを込めて、ノーサイド・ジェッツの地元である八尾市エリアでの展開を目指して動き出しました。

※ノーサイド・ジェッツとは
八尾市の障がい福祉施設「ノーサイドCLUB」で結成されたボッチャチームです。

「出張ボッチャ」を届けたい。でも、立ちはだかる費用の壁

アンドナではこれまで、学校や地域で「出張ボッチャ」を実施してきました。
ありがたいことに、
「子どもたちにぜひ体験させたい」
「こういう出前授業をやってみたい」
という声をいただく機会も少しずつ増えてきました。

でもその一方で、
「出張ボッチャを依頼したいけれど、費用の捻出が難しい」というお声を聞くことも少なくありません。

内容には共感していただける。
子どもたちにとって良い学びになることも伝わる。
それでも、予算の都合で実施が難しい。
これは、学校だけの問題ではなく、今の教育現場の現実でもあると思います。

ただ、私たちは、出前授業にかかる費用をまったくゼロにするのではなく、少しでも対価が発生することに意味があると考えています。
なぜならそれが、障がいのある人の仕事づくりにつながるからです。

そこで、
「子どもたちの学び」と「障がいのある人の仕事」
この両方を成り立たせる仕組みはできないかと考えました。

学校だけに負担を求めるのではなく、地域の中で支え合いながら、子どもたちに学びを届ける形ができないだろうか。
そんな思いから生まれたのが、MIRAI PASS PROJECTです。

ノーサイド・ジェッツの選手たち

MIRAI PASS PROJECTとは?

MIRAI PASS PROJECTは、企業や団体の協賛によって、小学校へ体験型の出前授業「出張ボッチャ」を届けるプロジェクトです。

子どもたちは、障がいのある選手たちと直接ふれあいながら、
「多様性」
「協力」
「インクルージョン」
を体験を通して学びます。

そして同時に、授業を届ける側である障がいのある人たちにとっては、指導や運営の仕事が生まれます。

つまりこのプロジェクトは、次のような良いつながりを生み出します。

  • 小学校には、費用をかけずに体験型授業を届けることができる
  • 企業や団体には、目に見える形の社会貢献の機会になる
  • 障がいのある人の仕事づくりにもつながる

みんなにとって意味のある仕組みになっています。

ミライパスとは?

子どもたちに届くのは、ただのスポーツ体験ではありません

「出張ボッチャ」は、ただボッチャをして遊ぶだけの時間ではありません。

もちろん、まずは楽しい。
夢中になれる。
本気で盛り上がる。
それが大前提です。

でも、その中で子どもたちは自然に大切なことに出会います。

車椅子の選手のすごさに驚いたり、
一緒にプレーする中で「すごい!」「またやりたい!」という気持ちが生まれたり、
自分とは違う相手と同じ場で楽しめることを体感したり。

教科書だけでは伝えきれないことが、体験の中で心に残っていく。
それが、「出張ボッチャ」の大きな価値だと感じています。

八尾市の企業や団体にとっては、「見える社会貢献」になる

企業や団体にとっても、このプロジェクトは単なる寄付ではありません。

実際に、どの学校で、どんな授業が行われたのか。
子どもたちがどんな表情で参加していたのか。
どんな学びが生まれたのか。

そうした内容を、実施レポートとしてきちんとお渡しします。

社会貢献をしたいと思っていても、
「何をしたらよいかわからない」
「地域とどう関わればよいかわからない」
という企業は少なくありません。

MIRAI PASS PROJECTは、そうした企業や団体にとって、
八尾市の子どもたちの学びと、障がいのある人の仕事づくりを支える、目に見える形の社会貢献になります。

実施レポートのサンプルです

希望があれば、企業の方も授業に参加できます

このプロジェクトでは、希望があれば、協賛企業や団体の方が授業に参加することも可能です。
ただし、その立場は「協賛企業」としてではなく、授業を支える運営ボランティアのひとりとしてです。

子どもたちと一緒に場をつくり、授業を支え、現場の熱気を感じていただく。
それはきっと、資料やレポートだけではわからない実感につながると思います。

大切にしたいのは、「広告宣伝の機会」にしないこと

ここで、MIRAI PASS PROJECTが大切にしていることを、あらためてお伝えしたいと思います。

それは、このプロジェクトを企業の広告宣伝の機会にはしないということです。

学校の中で、企業名を子どもたちに伝えることはありません。
「この授業は、どこどこの会社が出してくれたお金で行っています」といった伝え方もしません。

私たちが大切にしたいこと

  • 学校が安心して授業を受けられること
  • 子どもたちの学びの場を、広告の場にしないこと
  • 地域の企業や団体が、表に出ることよりも、地域を静かに支える存在であること

協賛してくださる企業や団体には、実施レポートを通して、きちんと授業の成果をお返しします。
でも学校の中では、あくまでも子どもたちの学びが主役です。

八尾市の企業や団体が、八尾市の小学校と福祉を一緒に育てる

私は、このプロジェクトのいちばん素敵なところは、
八尾市の企業や団体が、「八尾市の小学校」と「福祉」を一緒に育てていけること だと思っています。

どこか遠くの困っている誰かを支えることも、もちろん大切です。
でも、自分たちの地域の中で、子どもたちの学びが育ち、福祉の仕事が生まれていく。
その循環を一緒につくっていけることには、特別な意味があると感じています。

MIRAI PASS PROJECTは、行政事業としてではなく、地域の企業・団体のみなさまと一緒に育てていきたい民間発の取り組みです。

八尾市の企業や団体が、八尾市の子どもたちの未来に関わる。
そしてそのことが、障がいのある人の仕事づくりにもつながる。
MIRAI PASS PROJECTは、そんなやわらかくて力強い循環を目指しています。

これから少しずつ、八尾市で育てていきます

MIRAI PASS PROJECTは、始まったばかりの取り組みです。
でも、こうした仕組みが少しずつ育っていけば、学校にとっても、地域にとっても、企業にとっても、そして障がいのある人たちにとっても、新しい可能性が広がっていくのではないかと思っています。

子どもたちの学びを支えたい。
八尾市の中で、意味のある社会貢献をしたい。
福祉と一緒に、未来につながる取り組みをつくりたい。

そんな思いを持つ企業や団体の皆さまと、これからこのプロジェクトを一緒に育てていけたら嬉しく思います。

「MIRAI PASS PROJECT」 を、どうぞよろしくお願いいたします。

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