【仕事】ナースが企画⁉ 全力で楽しむ「推し活」イベントで見た、最高の笑顔

こんにちは!アンドナの野村です。
突然ですが、みなさんには「推し」はいますか?
応援しているだけで元気がもらえる、あの「推し活」です。
先日、アンドナがサポートさせていただいている奈良市の放課後等デイサービスRicora(リコラ)で開催された、その名も「推し活!」イベントに参加してきました。
「施設で推し活って、どういうこと?」
「一体、誰を推すの?」
きっとそう思われたことでしょう。
まずは、リコラがどんな場所なのか、少しだけご紹介させてください。
子どもたちの「やってみたい」を支える冒険の場所
放課後等デイサービスとは、障がいのある子どもたちが、放課後や休日にさまざまな経験をしながら安心して過ごせる「居場所」。
大人になるために、誰もが冒険や挑戦を必要としています。リコラは、そんな子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを大切に、スタッフも一緒になって全力で楽しむ、まさに冒険をする場所です。
特にリコラには、障がいが重く、医療的なケアを必要とする子どもたちが全体の7割もいます。そのため、スタッフの半数は専門知識を持ったナース(看護師)です。
ほかにも保育士や理学療法士など、さまざまな専門家がチームとなり、子どもたちの挑戦や遊びを多角的にサポートしています。
「看護師の仕事は?」その答えに隠された想い
今回の「推し活」イベント、企画のリーダーを務めたのは、なんとナースでした。
多くの施設では、遊びの企画は保育士さんが中心になることが多いかもしれません。しかし、リコラでは職種の垣根なく、誰もがアイデアを出し合い、イベントを創り上げています。
もしリコラの看護師に「あなたの役割は何ですか?」と尋ねても、「医療的ケアをすることです」という答えは、最初には返ってこないでしょう。
それは、事務職の人が「私の仕事はパソコン操作です」と言わないのと同じです。
パソコンという道具を使って何を成し遂げるかが、その人の仕事であるように、医療的ケアはあくまで子どもたちの可能性を広げるための「手段」のひとつ。
看護師がいることで、子どもたちの安全を守りながら、どれだけ挑戦の幅を広げられるか。それこそが、放課後等デイサービスにおける看護師の腕の見せ所なのです。
全員が笑顔に!ミラーボールの下で生まれた一体感
さて、本題の「推し活」イベントに話を戻します。
このイベントは、スタッフがアイドルになりきってライブパフォーマンスを行い、子どもたちがファンとして応援するというもの。
手作りのファンサボードを掲げて、一生懸命に体を動かし声援を送る子どもたち。


ミラーボールが回る中で、歌って踊るスタッフの姿は、「なんてくだらなくて、最高なんだろう!」と笑ってしまうほど、楽しくて温かい光景でした。
子どもも大人も、全員が満面の笑顔。会場中が一体となって、大盛り上がりのライブとなりました。
リコラが掲げる目標のひとつに、「子ども心と共にわくわくの冒険を楽しむ」という言葉があります。
くだらないこと、ばかばかしいことに全力で取り組む。そんなスタッフの方々の姿は、本当にキラキラと輝いて見えました。
子どもたちの未来のために、これからもアンドナはリコラの挑戦を応援し続けます。
