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映画「どうすればよかったか?」

2025.02.23

こんにちは
ぷろちゃれ管理人の野村です

先日、久しぶりに映画館で映画を見ました。
昔は週1で映画館に行くほどの映画好きでしたが、今ではNetflixなどで気軽に映画を見ることができるため、映画館への足がすっかり遠のいています💦

先日見た映画は
「どうすればよかったか?」
https://dosureba.com/

公式サイトより https://dosureba.com/

統合失調症の姉と家族を、弟である藤野監督が20年間撮影したドキュメンタリー映画。
ニュースでこの映画のことを知り、すぐに上映館を探し見に行きました。

お姉さんの症状が現れ始めたのは、医学部で学んでいた20代前半。監督は、年々と悪化してくお姉さんを医者に見せた方がいいのではないかと両親を説得しますが、娘が心の病気であることを認めたくない両親。
お姉さんの症状はどんどん悪化し、勝手に単身でアメリカへ渡航し、保護されたことも。手に負えないと感じた両親は、お姉さんが家から出られないよう玄関を南京錠で施錠するようになるのです。
しかし、そのような状況になっても、頑なに病院には連れて行こうとしません。

お母さんが亡くなり、やっと入院することになったお姉さん。投薬により劇的に症状が改善した姿をみると、薬の効果に驚くと共に、もっと早くなんとかならなかったのかと、とても苦しい気持ちになります。

藤野監督は
「我が家の25年は統合失調症の対応の失敗例です。
どうすればよかったか?
このタイトルは私への問い、両親への問い、そして観客に考えてほしい問いです。」と、語ります。

どうすればよかったか?

お姉さんが精神疾患を発症したのは40年前。
今とは違い、心の病気や障がいは、できれば隠したいものと思われていた頃。
問いかけられて、ずっしりと重い気分になりました。

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