【仕事】福祉のタブーを変えていくのは新しい福祉の役割
ぷろちゃれ管理人の野村です
先日のぷろちゃれでの一幕
子どもの施設で、参加者の方が子どもたちに自己紹介をする場面がありました。
子どもたちからの無茶ぶりの質問にも答えていきます(笑)
無茶ぶりの中に「モノマネをしてください」というのがありました。
参加者のみなさんは、おちゃらけタイプではなく、どちらかというと真面目な方たちです。
どんなモノマネをしてくれるのか、楽しみに見ていました。
困ったときのクレヨンしんちゃん、ドラえもんとかかな?と
でも、違っていました
一人目の参加者さんがしてくれたのは、利用者さんの動きのモノマネ。
私は少しびっくりしました。
毎回「モノマネをしてください」というお題はあり、みなさんいろいろと考えてくださるのですが、アニメとか動物のキャラのマネをされることが多く、利用者さんのモノマネをした方は初めてです!
そして、当然、利用者さんは障がい児。
障がい児のマネをするって不謹慎だと感じ、普通はしないのではないでしょうか。
でもね
とても暖かい空気だったのです。
利用者さんの動きをまねることに愛があったから。
楽しく一緒に過ごすなかで、段々と仲良くなって、かわいいなと思ってくれているのが分かるので、みんなで温かく見ていました。
また新たにノーサイドさんのいいところを感じることに😊
普通なら、やはり障がい児のまねはタブーで、ピりつく空気も出てしまうかもしれません。
しかしそれは、福祉の側が作り出している過剰な空気ではないでしょうか。
障がいのあるなしではなく、みんなでワイワイ楽しく過ごす。ノーサイドはそんな空間です。
参加者の方にもそれを感じていただけたことがとても嬉しく思いました。
福祉のタブーを作り出すのは、福祉関係者。そして、それを壊していくのはこれからの福祉の役割だと感じた出来事です。
ずっと長く福祉に関わられている方や、専門家の方からノーサイドさんを見ると、もしかしたら足りない部分はあるかもしれません。
でも、ノーサイドさんからは、もっと大切な優しさや楽しさ、そして生きるエネルギーを感じます。
ぷろちゃれを行うたびに、私にとっても気づきや発見がいっぱいです。
多くの方にこの空気を感じていただきたいと思います。
ぷろちゃれに参加してみませんか?