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【仕事】福祉に新しい風を。ノーサイド高木さんと歩く、未来のかたち

2025.11.14
なくなるかべのお披露目会でのノーサイドのみなさん

こんにちは アンドナの野村です。
さて、久しぶりに「喫茶アンドナ」が更新されました!

「喫茶アンドナ」は、アンドナのホームページの片隅にある、コーヒーを飲みながらホッと一息ついていただくための場所です。
このコンテンツは、「アンドナが」主役ではなく、「アンドナに関わってくださる素敵な方々」をぜひ知っていただきたい、という想いから生まれたリレーエッセイです。
いつも私の(少し危なげな?)運営を温かく助けてくださる、本当に素敵な方ばかりでつながっています。
ここでは、福祉や本業のお話から離れて、その方のプライベートなことや、私がまだ知らなかった素顔を文章にしていただき、普段とは違う一面を垣間見ることができます。

喫茶アンドナは、“人”に会いに来る場所

今回エッセイを寄せてくださったのは、八尾市にある障がい福祉施設「ノーサイド」の統括をされている高木さん。
アンドナとは「なくなるかべプロジェクト」や「出張ボッチャ」で、いつも一緒にワクワクする活動を創ってくださっているパートナーです。

高木さんは、福祉の世界に、確かなビジネスセンスと新しい風を吹き込んでいる方。
もちろん「福祉の心」は何よりも大切です。でも、施設運営を続け、スタッフの雇用を守り、利用者さんへの支援を未来につなげていくためには、その心を支える経営的な視点も欠かせません。
高木さんの優れている点は、その「ビジネス感覚」と「福祉の心」の絶妙なバランスを、高いレベルで併せ持っていらっしゃること。福祉業界では、本当に稀有な方だなと感じています。

スタッフ想いの経営が、現場をあたたかくする

もう一つ、高木さんとお話ししていて強く感じるのは、スタッフの皆さんをとても大切に想っていらっしゃることです。
施設運営は、利用者さん、スタッフ、そして会社(施設)の、どれか一つが欠けても成り立ちません。そのバランスが崩れ、誰かだけに負担がかかると、途端に事業を続けることは難しくなってしまいます。
高木さんはその中でも特にスタッフの皆さんへの深い「愛」を感じる瞬間が多々あります。
そしてその愛を感じる中で、みなさんのびのびとお仕事をされているのです。

福祉の現場では、「人」こそが最も大切な財産です。モノや設備は代わりがきくかもしれませんが、働いてくれる人の代わりはいません。
スタッフがイキイキと働ける環境を整えること。それが、結果として利用者さんへの温かい支援につながっていく。
高木さんはそのことを深く理解し、実践されているのだと思います。

一緒だから開ける、新しい福祉の未来

そして、高木さんは、とにかく展開やジャッジが早い!
「面白いこと」「新しいこと」が、驚くほどのスピード感で形になっていきます。
アンドナを立ち上げる前から存じていましたが、今回アンドナとして初めてご一緒させていただき、「やっぱりこの方とだと、ワクワクする未来が創れる!」と改めて確信しています。

高木さんはいつも「新しい経験をさせてくださって、ありがとうございます!」と笑顔で言ってくださるのですが、それはもう、「こちらこそ!」なんです。
アンドナの活動は、協力してくださる施設や企業の皆さんがいてこそ、成り立っています。
そして何より、関わってくださる皆さん自身が「楽しい!」と感じてくださらなければ、意味がないと思っています。
皆さんが「楽しく」関わってくださること。
それこそが、アンドナが一番大切にしている理念です。

これからも、ノーサイドさんと一緒に、固定観念にとらわれない「新しい福祉」のカタチを、思いっきり「楽しみながら」創造していけることを、心から楽しみにしています!

ぜひ、高木さんの素敵なエッセイで、ホッと一息ついていってくださいね。
「小さな足と歩いた、やさしい山道」
https://andna.co.jp/cafe_andna/cafe-20251108/

上高地の河童橋(高木さん撮影)
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