こんにちは
ぷろちゃれ管理人 野村です
「ぷろちゃれ」は、障がい福祉施設を活用した企業研修です。
でも普通の研修とは違っています。
今回は、その特徴についてお伝えします。
ふろちゃれの特徴の一つは、障がい福祉全般を学ぶ研修ではないということです。
車椅子体験や、障がいについての基礎知識を知っていただくことは大切です。
それに関しては、長く障がい福祉に関わってらっしゃる方が伝える研修が行われています。
そちらについても、ぜひ学ぶ機会をもっていただけると嬉しいです。
福祉素人の私がお伝えできることは、「障がい者」全体の話ではなく、「〇〇さん」に特化したお話です。
そのために、お母さんと何日も何時間もかけて、じっくりとお話をさせていただいております。
生まれた時のこと
その時のお母さんやご家族の気持ち
どんな子どもだったの？性格は？
学校での様子は？
何が好きで何が嫌い？
楽しいことやりたいこと
悲しかったこと
不安に思うこと
これからの夢や希望
「障がい」が、その人の全てではありません。
知っていただきたいことは、たくさんあります。
その人の人柄を感じていただけるように、生まれてから今までのことを知ってもらえるように、その人のストーリーをお伝えしています。
それをまとめる作業は、とてもとても時間がかかります。
でも、協力していただけるお母さんと一緒に作っています。
今まで知ることのできなかったお母さんの気持ちを、改めて深く聞ける機会でもあり、とても学びになっています。
そして、経験していない私には分からない気持ちをお話してくださる時もあります。
簡単に「そうですね」「分かります」なんて、相槌はうてないです。
なんて言えばいいのだろう、どんな表情をすればいいのだろう
とても複雑な気持ちになることもあります。
私を信頼して、深いお話をしてくださるお母さんにはとても感謝しています。
その思いは、私というフィルターを通すことで、たくさんのみなさまへ届きやすくなるよう大切に伝えていきたいと思っています。
