研修前に知りたかったことは、重度障がいが親子間の関係性の構築においてどのような影響を与えるのかということです。座学を受けた後に感じたことは「親子間の関係性の構築に障がいの有無は関係ない」ということです。
コミュニケーションの取り方や身体的な特性は違えど、そこにあるのは「血の繋がった家族を大切にする」という「感情」なのだと気づきました。ただ、命の危険と隣合わせになっている分「生きていること」を感じやすい、という話は深く考えさせられるものがありました。
そして、たとえ言語的なコミュニケーションが困難でも、信頼関係の構築には「相手を知りたい」「もっと親しくなりたい」という健常者(研修を通して「健常者」という呼び方にも疑問が深まりました・・・)となんら変わらない「思いやり」の気持ちが大切なのだと気づきました。
施設体験を通じて、障がいの有無に関わらず「自分の物差しで人を判断しない」という物凄く当たり前なことに立ち返ることができました。「知っているようで知らないこと」がこの世の中にはまだまだたくさんあると思います。知っているようで知らないのであれば、まずは相手を知りたいと意識的に思うこと。日々のコミュニケーションで意識していこうと思います。
グラフィックデザイン会社勤務 西宮さん
++++++
その他の参加者の声
https://andna.co.jp/information/category/feedback/
一覧ページはこちらから
この記事をシェアする
Others