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andna仲間のリレーエッセイ

私のおすすめ!大塚国際美術館(徳島県鳴門市)

松原東吾 会社員/PHC株式会社

病院や研究所向けの冷蔵庫を製造・開発・販売している会社に勤めており、 マーケティングを担当しております。 仕事柄、出張で全国に行く機会がありますので、ふと時間の空いた時には お城めぐりなどをしています。 「瞬間」の連続が人生。なので仕事・家庭・遊び・すべての「瞬間」に 全力で取り組むようにしております。

高木さんから松原さんへの質問
Q
大人になったなと感じた瞬間はどんなときですか?
A
大人になったと感じたときは2つ!

1つは、小学校低学年(だったかな?)のときで「わさびが美味しい!」と感じたとき。
もう1つは大人になって「ビールがうめえ!」(笑)と感じたとき。

私のおすすめ!大塚国際美術館(徳島県鳴門市)

決して大塚国際美術館の回し者ではありません!

なんですが、徳島の大塚国際美術館が大好きになのでご紹介させていただきます。
今まで大塚美術館は3回行きました。直近では先月(2025年11月)に行きました。
何回いっても新たな出会いがあって感動します。

もちろんこれを読んでいる人には「大塚国際美術館ってなんなん?」と思っている人もいますよね。

はい。この美術館を一言で言うと、「世界26カ国の名画を陶板で原寸大再現」(大塚国際美術館HPより)している美術館です。

わかりやすくいうと陶器(トイレなどで使われているあの白いツルツルのやつです)に、世界の名画(「モナリザ」、「ひまわり」など)を原寸大(1/1スケール)で再現しているのです!
原寸大(1/1スケール)ですよ、原寸大。しかも陶器なので色あせないらしいのです。
色あせないってどういう事かというと、要するに色が落ちない、変わらないという事です。

大塚国際美術館の作品はなんと、約2000年以上にわたってそのままの色と姿で残るようです。(大塚国際美術館HPより)

しかもですね、さらにですね、陶器なので名画に「さわれる」んです!!
モナリザやひまわりといった名画に「タッチ(=さわれる)」ってスゴくないですか?
私も先月訪問してタッチしたりナデナデしたり、さわりまくってきました(笑)

さらにさらに、職人が名画を再現しているのですが、絵画の凹凸までも再現しているのです。
つまり、ゴッホの油絵なんかは油絵のあの肉々しいタッチをそのままさわって実感できるんです。(実際ゴッホの絵は「さわりがい」があります!)
ひゃー、凄すぎません!?

もちろん色劣化ないので写真も撮り放題。ホント大満足です。
という事で以下は写真で大塚国際美術館の魅力をもっと紹介していきますね。

システィナ礼拝堂

まずこれ!
オリジナルは、バチカンにあるシスティナ礼拝堂。 
1/1スケールで再現しています。
大塚国際美術館に入って最初の展示物になります。
下のベンチに人が座っているのが見えるでしょうか。
絵の大きさがわかりますよね。圧倒されます。

素晴らしいミケランジェロ!

しかもボランティアの方が、定期的にこの礼拝堂の説明をしてくれてますので、名画をより深く味わうことができます。
ただ、注意点としては天井画なので、私含め鑑賞者は全員首がつかれる事でかすね(笑)

さて、まだまだあります。
写真撮影を忘れた(それくらい見入った)のが、レオナルドダヴィンチの「最後の晩餐」。
イエス・キリストと12使徒による最後の晩餐を題材とした作品。
1999年5月に修復されたことは、なんとなく皆さんもニュースなどで聞いたことあるかと思いますが、なんと大塚国際美術館には修復前の「最後の晩餐」および、修復後の「最後の晩餐」があります。

そうです。
ここでは、2つの時間軸の異なる「最後の晩餐」を鑑賞でき、かつその2つの最後の晩餐は同じ部屋に展示されているので、修復前後のBefore/Afterを容易に見比べることが出来るのです!
天才レオナルドダヴィンチを深く鑑賞!もう最高です。

あと最後にもう1つ紹介。モネの水連!

モネ「睡蓮」

ドォーーーーーーーーーーン!!

モネの水連です。そうです。
モネの水連を「外(屋外)」で鑑賞できるのです!

オリジナルを展示しているフランスのオランジュリー美術館は、作品劣化の関係で屋内鑑賞ですが、モネ自身は「この作品は自然光の下でみてほしい」と願っていたようで、図らずもモネの願いを実現しているのです。
解放感あるモネの水連は気持ちいい!
私が訪問した時は快晴で絶好の「水連」鑑賞日和でした。

そして鑑賞に疲れたら、大塚国際美術館の屋上には芝生が広がっていますので、寝転んだり、座ったりといった休憩も可能です。カフェやレストランもありましたよ。

なお、写真には写ってませんが、私が訪問した時は大勢の高校生(修学旅行かな)がいて、みなさん、のーんびりしてました。

ちなみに奥に見える大きい橋が鳴門大橋で大塚国際美術館から徒歩30分くらいで行けます。(バスも出てます)
そこで有名な「鳴門の渦潮」も見ることができますし、別途料金かかりますが、遊覧船からの渦潮鑑賞も可能です。

という事で、まだまだ大塚国際美術館の魅力は語りつくせない事だらけなのですが、このあたりにしておきますね。

最後に、今まで紹介した大塚国際美術館の魅力をまとめるとこんな感じです。

  • 約1,000点もの世界名画を一気に鑑賞
  • 絵画をタッチしたり、ナデナデできる。(要するにさわれる)
  • 原寸大(1/1スケール)再現
  • 写真も撮り放題休憩所も充実

ぜひとも皆様も何かのきっかけで近くにきたら、行ってみてくださーい。
福祉施設の遠足なんかにも、良いですよね!

という事で末筆ではございますが、本文書で皆様の興味そそる事が出来ていればうれしいです。
そしてもちろん、私は決して大塚国際美術館の回し者ではありません!



【参考】 料金情報(2025年12月1日現在)
出典:大塚国際美術館 https://o-museum.or.jp/

前売券当日券
一般3,160円3,300円
大学生2,140円2,200円
小中高生530円550円

前売券は当日、コンビニエンスストア等で購入可能です。
20名以上の団体は10%割引き
学生の方は、入館時、学生証をご提示願います
大学生の方は国立・公立・私立学校、独立行政法人学校並びに学校法人を対象
障がい者手帳をお持ちの方1名(小中高生以上の有料入館者)と同伴者1名は、当日券の半額に割引いたします
※その他の詳しい情報は、大塚国際美術館のHPをご確認ください

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~喫茶アンドナ店主 野村より~

松原さんは、社会人大学院の1年先輩です。
2020年コロナ禍に入学した事業構想大学院大学。事業を、0→1から考えるための大学院。ここでアンドナの根幹となる「ぷろちゃれ」が誕生しました。

1年先輩だった松原さんはとても面倒見のいい先輩で、いろいろな人をつなげてくださったり、新しい事業を始めるときは、モニターに名乗りを上げて下さったり、とにかくお世話になりっぱなしです。

顔が広く活動範囲も広いため、どんなエッセイを書いてくださるのかと思ったら、なんと「大塚国際美術館」のことでした。
まさかのアート。しかも、以前から行ってみたいと思っていた場所です。
世界中の名画を見ることができる美術館。とは言え、レプリカでしょー?本物じゃないしねー、と思うじゃないですか?ところが、とても見ごたえのある美術館なのだそう。
松原さんのエッセイを読んで、更に行きたい気持ちが高まりました。近いうちに行ってみようと思います!

松原さんをはじめ、よちよち歩きのアンドナを応援してくださっている方たちがいます。(喫茶アンドナに登場する方たちはみなさんそうです)
いつか立ち上げから応援してくださっていたことを、自慢していただけるように、しっかりと事業を育てていきます。

みなさまいつもありがとうございます!

Q
松原さんから次の方への質問。

好きな観光地(未訪問でもOK)はどこですか。その理由も教えてください。